神棚のある部屋に掛ける御簾(神前御簾)

神棚のある部屋に掛ける御簾(神前御簾)

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一般的に家庭で使う神前御簾は神棚の前だけのことが多いわけですが、部屋そのものを神殿のようにしてしまうこともできます。


もうこなってくると神宮のような部屋になってしまう。

君の家は神社か?と言われかねませんが、実際にそうしている方もいますね。

お座敷すだれを掛ける感覚で神前御簾を掛けるだけで、ここまで部屋の雰囲気が変わるものかと思うはず。


非常に特殊な例だと思いますが、もし、部屋一面に神前御簾を掛けてみたいという方がいれば、今回の店長ブログは少し参考になるかもしれません。


一般に窓や通路のあるところに御簾を掛けます。
これは神宮などではお馴染みのスタイルですが、家庭の場合、6畳間など狭い。

となると、一体、どこがいいのかといえば、同じことです。


障子があれば障子の幅、ふすまがあればその幅。
問題は壁がある部分。
ここへはしません。

となると、四方に全面掛けるってわけにはいきません。

部屋を選びますが、最も多い掛ける場所・・・・それは「ふすま」。

お座敷すだれと一緒です。



ですので、お座敷すだれにするのか、神前御簾にするのか次第で神社風になるかならないかが分かれます。




他の小窓などは後からで十分。
一度、ふすま部分に神前御簾を掛けてから、じっくり周囲を見渡して、ここにもあってもいいな、と思ったら作ってみるといいでしょう。


意外と神前御簾を掛けてみるのも違和感がありません。

その部屋だけ神殿のようになりますが、幅は90センチぐらいの御簾にしておく方がいいでしょう。

一間幅、つまり180センチぐらいであれば、2枚。

一枚物の場合には家庭では使いづらいと思います。


普段は巻き上げておく。

不思議な空間が出来上がりますよ。


神前御簾と座敷すだれは別物ですから、雰囲気が違う、これが全く違う。



そこで一つ考えることがある、「黄色染め」にするべきか「自然色」のままにするべきか。

神社神宮が好きなら「黄色染め」にしてみるといいでしょう、特に個人の嗜好性が強い場合ですね。

そこが居間なんだよ、いろいろな人が来るって場合には、少し我を押さえて「自然色」のまま。

使い分けですね。


白赤黒の房と、竹ひごの節模様、など一種独特の世界が広がります。


そこが座敷すだれとはもっとも違う部分かな。




その場所に神棚がないとキマリません。

神棚もしっかり祭って、神前御簾を掛けておくと、「ここは神社か?」と言われるかもしれません。

もし、床の間があれば、そこへ八足台を置き、神棚を八足台で祭る。

もうここまできたらプロです。



おまかせ工房では一般の方から法人の方に至るまでいろいろな相談を受けますが、神前御簾については知らない人もいるみたいで、問い合わせの多い商品でもあります。

幅や下がり寸法の相談、色決めなど、疑問がありましたら店長までご連絡を。





話がものすごく脱線しますけど、広島と言えば厳島神社が有名です。
その厳島神社のような居酒屋があります。

厳島別邸 花の舞 広島駅南口店
http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340102/34019235/dtlphotolst/3/smp2/
凄い個室に仕上がっていますね。






神棚のある部屋に掛ける御簾(神前御簾)
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興味のある方は是非ご覧ください。

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