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お座敷すだれの二次利用

今回の店長ブログは久々も画像なし。 お座敷すだれの二次利用について書いてみたいと思います。 おまかせ工房でも何十年と座敷すだれを販売していて、ええ加減古くなったから取り替えようかと思うというお客様も多いわけでして、そのような場合、古い御簾の処分方法を聞かれることが稀にあります。 ボロボロになるまで使う人もいないわけでして、適度に古くなったぐらいであればって状態での話。 和室でお香を焚いている家庭(お寺は非常に多い)であれば、御簾に香りがついていませんか? その御簾は捨てずに、縁部分だけ切り取って大きな花瓶などに差しておけば香りがたちます。 だから、よく言うんですが、お香は良いお香を使いましょう、と。 品がある香りは喜ばれるはず。 その用途もないな~というのであれば、すのこ。 押入れの下に少し空間を作りますよね、湿気対策、カビ対策などの理由で。 すのこの上に敷いておくのも方法のひとつ。 竹です、気泡が存在している。 ボロいからそのままゴミに出すとかいう前に、思案のしどころなのではないでしょうか。 お座敷すだれの専門店 おまかせ工房 http://www.omakase-factory.org/ 興味のある方は是非ご覧ください。

長押(なげし)は決め手です

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なげし http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000152/ お座敷すだれの特徴のひとつに金具があります。 そして誰もが使いたがる金具に長押があって、さらに画像の長押を使いたがるわけですが、鴨居の形に依存します。 この鴨居にはコレっていうぐらい決定されてしまう。 鴨居がのっぺら平たい場合には板を後から貼り付けるしかありません。 ふすまのちょい上あたりに直角の凹みがあれば、そこにすだれを掛けなさいよっていう合図。 でも、最近の和室だと無い場合もあります。 詳しくは大工さんに聞いてみてください。 おまかせ工房でも判断できますが、鴨居の画像を送ってもらうことになります。 言葉だけのやりとりだと間違えちゃうかも、、、、ということです。 普段は意識をしないと思いますが、鴨居の上には刻みが入っている。 鋭角の凹みですが、これも重要なパーツ。 額縁などを掛けるときにも使うし、凹みがないと引っかかりができないわけです。 でも、こんな上は見ないよな~、普通は見ない。 意外と奥が深いのが日本建築。 座敷簾の金具の選定で迷ったら、店長に聞いてください。 それが一番早いかも。 【お座敷すだれ専用金具】 宜徳自在長押掛【左右1組セット】 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000152/ 興味のある方は是非ご覧ください。