お座敷すだれのお手入れ方法

お座敷すだれの専門店 おまかせ工房

http://www.omakase-factory.org/


お座敷すだれのお手入れ方法の説明を簡単にまとめておこうかと思います。

至って簡単です。


日本には「はたく」という動作がありますが、この「はたく」は「たたく」ではありません。

漢字で書くと「叩く」なので混同してしまう、だからひらがなで書くと間違えません。
beat・・・たたく
dust・・・はたく
英語の方がわかりやすかも。


お座敷すだれは長年吊っておくと竹ひごの上にホコリがつきます。

このホコリは絶対にふいてはいけません。

ふいてしまうと竹の気孔にホコリが埋まって黒くなっていきます。

白木の素材と同じ扱い方法ですね。

だから、拭いてはダメ。


水拭きなどもっとダメ。




たたくとこれまた汚れが付きます、付くというか押し付けてしまう。

だから、はたく。

ハタキという道具がありますが、最近余り見かけませんね、はたいて落として掃除する。

なんだか、一気に拭きとって掃除する光景はよく見かけます。


はたいて落として掃除する。


エアーブラシなんてもんは必要ありません、パタパタとはたいてください、そうすれば綺麗な状態で長く使えます。



お客さんの家に行くこともありますが、昔おたくで買ったのよ、、、と見せられる座敷すだれが真っ黒けということがあります。

ちょっと残念だったりもしますが、塗装をしていないものは拭いてはいけません。


お座敷すだれは一年中掛けておいてもいいものなので、気が向いたときにでも外でパタパタはたいてください。


それが一番の掃除方法です。




お座敷すだれの専門店 おまかせ工房
http://www.omakase-factory.org/




興味のある方は是非ご覧ください。

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