お座敷すだれの房と鍵の交換方法
お座敷すだれの房と鍵の交換方法
おまかせ工房の解説ブログ。
座敷すだれの房と鍵を交換する手順を解説してみたいと思います。
この部分で出てくるものは「房」「鍵」「吊り金具」の3点ですので、用語の違いは至って簡単。
手順その1・・・これが吊り金具になります。
この逆三角形の金具は、お座敷すだれと共に古くなっていく部品なので、普通は交換しません。
同じように味のでてきたものは交換せず、房と鍵だけ交換するわけです。
手順その2・・・この画像は裏側の写真。
さてなんだかフタのようなものが付いています。
思いっきり開かないでください。
ゆっくり開けば熱を出しません。
金属なので早く動かすと熱をもってその部分が弱くなってしまいます。
薄い金具なので気をつけてください。
手順その3・・・・・フタをめくると広げた金具がでてきます。
その金具を元に戻して、フタを外します。
ここで再度注意です。
なんだかコンビーフ缶の開け方のような感じですが、それとは金属の種類が違います。
だから、ここの部分もゆっくりと金属を動かしてください。
ペコペコ折り曲げをしていると折れてしまう。
こんなことわざわざ書かなくてもわかりそうなもんですが、折ってしまう人が若干見受けられたので注意書きです。
手順その4・・・・・金具を抜き取り房を入れ替えます。
入れ替える前に鍵を通しておくことを忘れないように。
後は手順を逆さまに繰り返せば、お座敷すだれの金具交換は終了です。
先にも書きましたが、吊り金具は交換用としては付属していません(必要であれば別売)。
小さな金具ですが目立つポイントでしてお洒落な部分なんですね。
だから、御簾の古さと同じようになっている方が違和感がないんですよ。
房と金具を後から付けたいな・・・という場合には、吊り金具も一緒にお求めください。
穴を開ければ後からでも取り付けることができます。
ものすごく見栄えが良くなりますよ。
お座敷すだれの房と鍵(吊り金具は別売)
http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000548/
興味のある方は是非ご覧ください。
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